卒業式と印鑑

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中学校を卒業する時に、なかなかいい材質(と、当時は思ったけれど今見るとそうでもないかも?)を使った印鑑が、卒業生全員に贈られました。
事前に、「卒業をお祝いする印鑑を作ることになったから、各自名字と名前のどちらがいいか選びなさい」との通知があったため、卒業式当日に印鑑をもらうことは皆が知っていました。

私は、名字と名前のどちらにしようか、結構悩みました。
他の生徒たちは、「印鑑=やっぱり普通は名字でしょ?」といった具合で、名字を選ぶ人がほとんどでしたが、私は、「印鑑を作ってもらう機会なんてそうそうないんだから、この際、色々な場面で使うことの出来る印鑑を作ってもらおう」と考え、皆と一緒で名字を選ぼうとしたのですが、なぜか「いや待てよ?」と思いとどまり、「名字で作ってもらうのもいいけれど、ここは敢えて名前で作ってもらうのもいいかもしれないな…記念品っぽく…」とも考え、悩みに悩んだ末に、結局は名字で作ってもらうことを選び、卒業式当日には、立派に私の苗字が名字が彫られた印鑑を受け取ったのでした。

 ちなみに、その印鑑は今でも持っていて、どんな場面でもこの印鑑を使っています。
常時携帯中です。
こんなにながーく使っていけるから、「あの時名前にしなくてよかったかも」なんて思います。
名前にしていたら、今頃は机の中の奥底深くに眠っていたかもしれません。

 私が何かのお祝いで印鑑をもらったという経験は、今のところ、この中学卒業の時の一回だけが、他にはどんな時に印鑑を贈るのもいいとされているのでしょうか。
卒業式はまさに印鑑を贈るのにふさわしい場面ですが、逆に入学式は…あまり似つかわしくないですねぇ。
それじゃあ、誕生日はどうでしょか…この場面では、何か節目の歳を迎えた時に贈るのがいいと思います。
二十歳(はたち)になったお祝いに、実委員としても使える立派な仕立ての印鑑を…なんて、素敵だと思うのですがいかがでしょうか。 成人になった記念に珍しい材質で作った名前の印鑑を…というのもいいんじゃないかなぁ~と思うのですがね~。

 お祝いの贈り物に印鑑を選ぶというのはあまりなじみのあるものではありません。
ですが、今では本当にたっくさんの印鑑(はんこ、スタンプ)があり、おもちゃ感覚で選んで使えるもの(いわゆるファンシー小物としての印鑑)など、気軽にあげられるものもたくさんあるので、是非とももっと「プレゼントに印鑑を!」と思ってくれる方が増えると、私としては非常に嬉しいです!

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